競売とは

金融機関などから不動産などの担保を入れてお金を借りて、その返済が契約通りにできなくなってしまった場合に、その金融機関が担保として取っていた土地や建物などの不動産を裁判所に売却の申し立てをします。

その結果、裁判所が売却をしても良いという結論を下します。

そして、その不動産を不特定多数の購入希望者達が最低売却価格以上の最高値で落札するシステムのことを競売(けいばい 又は きょうばい)といいます。


競売で売られると借金も多く残る

競売不動産の価格設定
競売物件の価格は裁判所に委嘱された不動産鑑定士がその価格を決めます。
これがいわゆる最低売却価格です。 この価格は競売という特殊性に鑑み市場価格よりもかなり低く設定されます。 市場価格の5~8割といってもいいでしょう。

そして一般的には相場価格の8割前後で落札される事が多いようです。


競売後も借金返済は続きます
競売で自分のマイホームが取られて、その家を追い出された後も、競売で返済仕切れなかった住宅ローンの残りの返済が永遠と求められます。 競売前のローン返済が月々16万円だった知人は競売後月々8万円の返済を一方的に通達されておりました。 約半額になったとは言え、月々8万円の支払はキツイ!

競売のツライところ

借金を返済し続けなければならない点も上げられるのですが、競売はなんと言っても精神的に来ちゃいます。

ご近所さんの目線が痛い! 全然、私のうわさ話をしている訳ではないのでしょうが、近所の奥さん方が集まってヒソヒソ話をしているのをみるとやはり萎縮してしまいます。

そんなのが原因で、女房は実家に子供を連れて別居。 この辺りからジワリジワリと競売の悪いスパイラルに引き込まれて行きます。


競売という事実は隠しようが無い

裁判所に競売の情報が公開されるや否や、電話はかかって来るし、みるからに競売という顔をしたパンチパーマがピンポンピンポンってチャイムはならすし。 土曜日・日曜日には家になんか居られませんよ!

最初は、事情が知らないので相手をしておりましたが、次から次へと湧いて出て来るゴキブリのように切れることがないのです。 で、結局は自分もウィークリマンションに逃げ込む結果となってしまいます。

厚かましい奴も居て、『スイマセンがね、家の中をチョット見せてもらえませんかね~』なんて言う太々しい業者なのか何なのか、そんなのまで出て来る始末です。


郵便受けが一日で満杯になる

とにかく不動産業者と金融業者からのチラシの数が凄いんです!

たったの一日で郵便受けが満杯になってしまうのです。 私のマンションは誰でも郵便受けに入ってこれる造りではなかったのですが、それでもチラシが大量に投函されているのです。


夫婦関係を維持したいのなら奥さんと子供の疎開を!

とにかく子供と奥さんを別の場所に移転させないと駄目です!

とは言うものの、皆が皆、実家とか親戚とかが有って逃げる場所が確保できるとは限りませんが・・。 奥さん子供を何処か他の町ないし場所へ隔離しないと家族を巻き込んでの悲惨な戦いと発展していくのが競売です。

競売の業者も商売なので、一方的に悪い連中だとは責めることはできませんが、迷惑なことは事実です。 その方々のお陰で家庭崩壊に直面することになり得るのです。


競売を取り下げてもらう為には

競売にまで行ってしまうと、なかなか競売を取り下げてはもらえないのが現状です。

ハッキリ言って、住宅ローンの返済ができなくなった人はもうお客さんでは無いのです。 だから扱いは冷たいゾ~!

別の言い方をすれば、もう~どうでも良いのですよ。 競売で家を取られようが取られまいが。 トットト債務整理をして事務処理を完了したいのです。

こちらは家を競売で失いたくないと涙ながらに力説しても駄目なときは駄目です。 『今まで返済滞納しておいて、都合の良いこと言わないでよ。』と言われてお終い。

任意売却をしますので、という内容でも無い限り競売は取りさげてもらえません。


お金を融資します!
競売にかかると、急に金融屋さんのチラシが増え出します。
ローンが払えなくなって競売にかけられている私に "お金を融資します!" という内容の広告が大量にポストに投函されたり、郵便で届くようになります。 中には速達で郵送して来る業者もいます。
勿論、電話してみましたよ。
保証人を2人付けろと言う条件などがあります。 当然、金利は高いです。 これは、遅かれ私が返済仕切れなくなる事を読んでのことです。 私が払えなくなると、新しいカモが2人増えることになる計算です。

競売のアドバイス

過去に競売にかかった人のアドバイスならまだしも、書籍とかネットの掲示板での書き込みなどの意見に左右されては駄目!

競売のアドバイスは現役の業者さんにアドバイスを受けることを勧めます。

掲示板などの書き込みを読んでいると現実と大きく事離れている内容を最もらしくアップしている人もいて、その書き込みがベストアンサーに選ばれているのを目にすると "ひゃ~怖わ~!" と思う。

どんな業者さんに当たるかはその人の運だろうけど、ま~、そんなに外れという業者さんは居ないんじゃないのかな。


アドバイスを受ける秘訣

競売に限らず、メールでアドバイスを受ける時には、名前は明かした方が良いと思う。 それと、できれば電話番号もだよね。

質問内容はより具体的にしないと駄目だよ。 メールではなかなか質問の真意、逆に回答の真意ってのが伝わらないし、意思の疎通に欠けるから。

電話番号と本名を明かしてしまうと、後々、セールスの電話攻勢が来るのが厭だと考えているのかもしれませんが、たぶん、それは無いと思う。

その根拠はというと、それは、貴方が競売で家を取られてしまっても、その業者さんは痛くも痒くも無いからですよ。 それと、多くの競売の業者さんたちのスタンスは "貴方の仕事をさせてくださいというスタンスでは無く、貴方を救って上げますよというスタンスなのです。" だからしつこいセールスの電話はして来ないと思います。